四児母は小学校教員の夢を見るか

中一から小一までの4人の子どもの母です。若い頃の夢だった小学校教員を目指します。

私の一日❷

7時ごろ。駅まで15分の道のりを歩きます。

途中実習に入らせていただいた小学校前を通るんですが、毎朝お世話になった何人かの先生方に会います。早いよ…

7時半、学校到着。私が働いてる自治体は働き方改革が少し進んでいるので、先生は数人しかいません。

8時。教室に入ると、生徒はほとんど揃っています。

 

3時半頃まで生徒たちとの時間です。12時15分から30分まで休憩らしいのですが、給食指導の時間と重なっています。謎の時間。

 

図工、音楽、理科、英語は専科の先生なので、毎日空きコマがあり、授業準備などをすることができます。低学年は空きコマがないので、もっと大変。自治体によっては、高学年でも空きコマがないことがあるようです。

 

子どもが帰るとヘトヘトです。会議や打ち合わせ、授業準備、雑務をこなしつつ、定時4時45分めがけて頑張ります。

4時から4時半が休憩時間ですが、休憩何それ?美味しいの?という感じです。普通に会議も被ります。

 

5時退勤を目指し、5時半過ぎには帰宅しています。

 

朝早いですが、配偶者が朝ごはんの片付けして、子どもたちを送り出してくれるので安心です。私はその分早く帰るようにしています。

「あの人早く帰るけど、朝早いみたいだし」と思われるのが狙いです。

 

では、また夜編でお会いしましょう。

私の一日❶

1月7日に始まった私の新生活。2週間が過ぎました。

語りたいところはいっぱいあるのですが、身バレも恐ろしいし、何より守秘義務があるので何なら書いていいのか…

 

というわけで、ワーママと化した私の生活について書いてみます。これなら問題なしw

 

5時半、起床。

隣室に置いたスマホを目覚ましにしています。スマホを枕元に置かなくなって、ゆっくり眠れるようになった気がします。

リビングダイニングのファンヒータをつけ、腸を動かすために牛乳飲んだり、少し食べたりします。

着替えを持ってフラフラと脱衣所へ移動。夜のうちに洗濯、乾燥しておいた洗濯物を仕分けます。

脱衣所には、タオル、下着、パジャマを収納する大きめの引き出しを置いてます。これらは畳まずにボンボン放り込むだけなので、寝ぼけててもOK。

トップスとスカートはハンガーにかけるので、畳むものはズボンくらいです。

そして着替え。昨日脱いだ下着はそのままその場で着ます。下着が一着しか必要ない状態になっていますwズボラですが、片付ける手間もなく最高です。

化粧して、髪をまとめます。チャチャッと塗って、ひとつに縛るだけなので5分程度。

6時ごろキッチンへ移動。食洗機に入ってる4人分の水筒にお茶を詰めてカバーつけます。出来上がったら、玄関に置いておきます。

冷蔵庫と食品庫、食器棚を開け、朝ごはんに使うものを出します。

ここまでの作業で6時15分ごろ。寝室に移動し、私と娘3人分の布団をあげます。娘①②は既に起きています。娘③は寝たまま着替えさせています。末っ子ですね、甘やかしすぎですw目が覚めたら座らせて、髪をまとめてやります。

6時半ごろ、朝ごはんの用意をして食べ始めます。その日によっていろいろですが、簡単なものです。

6時45分、配偶者が起きてきます。

私は朝ご飯食べたら、ゴミをまとめて、荷物を用意します。

6時55分、配偶者とハグして出勤。

 

長くなりました。とりあえず出かけるまでを書いてみました。

その❷に続く…

今年もよろしくお願いします

新しい1年が始まりました。

 

辞令は始業式の7日からですが、今日は準備に少しだけ出勤。年末に少しだけ覗いた教室に再び足を踏み入れました。

二学期末に持ち帰られていない荷物が放置され、壊れた文具や、クシャクシャのプリントがそこかしこに落ちています。引き出しや棚の中には、前任者の荷物がごちゃっと押し込められた状態。

 

子どもたちと先生の荷物は大きく触れませんでしたが、荒れた教室を少し片付け、モップをかけ、ぞうきんで黒板と机を綺麗に拭きあげました。

 

黒板に何かメッセージ…と思いましたが、生徒たちの中には、前任の先生が帰ってくれることを信じている子もいると聞き、何の説明も自己紹介もしていない私が書くことではないなと思い、新年の挨拶だけにしておきました。f:id:Esquire91:20190104233237j:image

塾ではホワイトボードを使っていたので、黒板に文字を書くのは15年ぶりです。少しテンション上がりました。

 

ワクワク新学期!という感じではありませんが、何となくやれそうな気がします。人事担当の方が私を配置した理由が少しずつわかってきました。大学卒業したばかりの先生にはシンドい現場かもしれませんが、そこそこ人生経験のある私のような人間なら、のらりくらりと過ごせるのでは?と思われたのでしょう。

 

私の仕事は、2ヶ月半という短い時間を担任として過ごし、子どもたちを無事に中学への送り出すことです。

笑顔と健康と老獪さ?を武器にがんばります。

 

 

七草粥

免許更新のための書類が全て揃い、つつがなく手続きが進むことが確認できた一昨日の朝、私の任用先が決定しました。

 

6年生です。

 

ただし、免許発行は1月7日になるので、仕事は年明けから。

 

一昨日午後に学校に挨拶に行きました。校長先生、教頭先生、担任団の先生方とお会いし、簡単な自己紹介をしました。

「小学校の教壇に立つのは初めてです。子どもが4人おります。残業する気はありません」

ざっくりですが、こんな感じです。ひどいもんです。

なのに皆さん、笑顔で応えてくださいました。

 

お給料が出るのは、もちろん1月7日からですから、「引き継ぎはそれからでも…」と言われました。さすがにそれは心配すぎるので、生徒引き継ぎを。また授業に関しては、だいたいどこまで進んでいるかを教えていただきました。

 

仕事のスタートの7日は始業式。式をして、係決めをして、席替えをして…?

さっぱりわかりません。

引き継ぎは教頭先生からで、ホンットに最低限の内容のみでした。(初めてなんですけど…)

 

どうなるのかしら…まあ、生徒に聞けばいいか…

 

ひとしきり聞いて帰ろうとしたら、教頭先生に引き止められました。「7日、3時から懇談会を予定してます。保護者の皆さんに、前任者が休みに入ることと、えす先生のご紹介をしますね」と。

帰り際に爆弾持たせて帰るスタイルのようです。

 

さあ!42歳新人教員の出発に乞うご期待!!

思春期のパワー

私の実習(実際はスクールボランティアでしたが、学んだことがあまりに多かったため敢えて実習と書きます)は3年生三日間、6年生二日間、1年生一日でした。

とても濃い六日間で、どの学年もたくさん勉強させていただき、ここに書ききれないくらいです。

 

その中でも、一番の驚きは6年生のあるクラス。朝の会に入らせていただいて圧倒されました。おしゃべりしている何人かの生徒の声が…声がデカい!!

初めて聞いたら喧嘩でもしているのかと思うような怒鳴り声です。でも、みんな平気な顔をしています。そこに担任の先生登場。若い男性教諭です。

「おはようございます!今日も一日がんばります!!」『おはようございます!!!がんばります!!!!』

……

唖然…先生の声もデカい。それに応える児童の声はさらにデカい。鼓膜が破れそうです。

そして先生も児童も、とても早口。勢いと音量に、ただただ圧倒されました。

 

元気なんです。

35人(この地域ではマックスの人数です)が全員最初からこのキャラなわけはない。一部の児童と、それに負けないパワーの先生、そしてそれを認め、いいところは真似する他の児童たち。

 

さらに驚いたのは挨拶あとの素早い着席と静けさ。あまりのギャップに耳がキーーンとしました。

先生からの連絡事項は普通の音量。それを聞き漏らさないように集中する児童たち。

 

どうやったらこんな6年のクラスが出来上がるんだろう?と、ただ呆気にとられていました。

 

私が塾などで教える仕事をしていて、ずっと思っていることがあります。それは「思春期」のエネルギーの強さ。それはあまりに唐突で、熱くて、それを持っている本人は使い方がさっぱりわかっていません。勉強にスポーツに、そのエネルギーを正しく利用して、真っ直ぐに成長していける子は多数派ではないと思います。

ただ悶々としたり、あまり良くない方向にエネルギーを注いでしまう子が多数なのではないかなと。

このクラス担任のやり方は、とても理にかなっている気がしました。子どもたちは、わかりやすく発散することで、思春期パワーの使い方をマスターしていってるようです。

 

猛獣使いのような、この先生のやり方をそのまま真似することは難しいかもしれませんが、ここでしか学べないことだったと思います。

 

 

そして、一月から私が受け持つクラスはなんと…6年生。今回の学びは、どの程度活かせるでしょうか。

 

 

無知の知

小学校2日目。

今日も3年生の5クラスを順に回らせていただきました。

わからないなりに、何がわかっていないのか、自分が何を準備しておくべきなのかが、少しずつわかってきたような…

そしておこがましいのですが、何とかなるような気がしてきました!

私にとって問題は、体育かな〜と思います。知識も体力もない。

 

何とかするように準備するために、早く赴任校と学年が知りたいのですが…来週中にはわかるのかな…??

スクールボランティア

実習もどき一日目。

今日は3年生5クラスに、順に入らせていただけることになりました。「大変キャラの濃い学年です」とのこと。いわゆるしんどい子も多いようです。

 

1時間目は…一学期に前担任が病休に入り、大変若い先生がそのあと引き継がれているクラスでした。苦労して指導されてる様子がわかりました。体育の授業に入らせてもらい、一緒になわとび出来たのが楽しかったです\(•ㅂ•)/

 

2時間目は担任が病休から復帰されたばかりでのクラス。休み中に入られていた年配の先生と二人体制での指導でした。他にも補助の先生が入られていて、子どもたちは戸惑っているようにも見えました。

 

3時間目は学年主任の先生のクラスです。ベテランの女性教員。難しい子もたくさん任されているクラスのようでした。

 

4時間目に行ったのは若い先生のクラスでしたが、まず教室の美しさに感動。子どもたちも大変落ち着いていました。教室の片付きかたは、住人の心の安定と相関関係があるのかもしれません。(実際、我が家の綺麗さと私のメンタルはリンクしていますw)先生の指示も的確で、このクラスの様子はとても勉強になりました。

 

5時間目の先生は言葉遣いは若干荒っぽい感じがしましたが、ビシリと子どもを管理しているように思いました。私はあのタイプの指導は出来ないな〜と思いながら、参考になることもたくさんありました。

 

あ!給食!!

美味しかったです。子どもたちに囲まれて食べるのは、とてもしあわせでした。

 

ここに書ききれないくらい、いろんな体験ができました!小さなエピソードは、また少しずつ書けたらいいなあと思っています。

 

最後に…チラッとタイムカードを覗いて帰りました。うーん…聞いていた通りのブラックさです…。

 

「自分を強く持って、早く帰ろう!」

と、あらためて心に強く決意したのでした。